MFTとはMyofunctional Therapyの略で、日本語で筋肉の機能的な治療法=筋機能療法といい、
「歯列を取り巻く筋肉の機能を改善するトレーニング」です。
唇、舌、頬の筋肉、咬む筋肉、のどの筋肉などで、食べたり、飲み込んだり、話したりするときに
働いてます!
★歯並びは舌・唇、頬などの筋肉から圧力を受けているので、その圧力のバランスが整うことで歯列の正常な歯並びを維持する環境ができます。そのため、お口の周りの筋肉が弱くバランスが悪いと悪い咬み合わせの原因にもなります。
例)・舌で前歯が押す癖があると開口(前歯が開いている)や上顎前突(出っ歯)になったりします。
・いつも口をぽかんと開けていたり口呼吸をしていると、唇から歯にかかる力が少なくなり、歯は外側に出てきてしまいます。
このような癖があると、矯正治療が進まなかったり、1度キレイになった歯並びが戻ってしまうこともあるので、トレーニングで改善していくことが大切です。
◎ MFTのトレーニングの目的
・舌の筋肉のカを強くする。
・唇や頬、口のまわりの筋肉のカをつける。
・正しい飲みこみ方と発音を覚える。
・普段の生活の中で、トレーニングで覚えた舌の位置や唇の状態を保ち、正しい飲みこみ方を習慣にする。
★悪い咬み合わせの原因でもある舌のクセや、お口のクセの改善、口呼吸によるドライマウスの改善などを目的に、専門家のサポートで様々なレッスンをし治していきます。
一つはこの材料へのイメージです。50歳代の歯科医にコンポジットレジンをどう思うか尋ねると、「強度が足りないから、力がかかる歯には難しいでしょう。欠けたら苦情になりますからね。それに変色しやすいし、ごく小さな治療に使う程度の素材というのが多くの歯科医の感覚ですよ」と話していました。ベテランの歯科医にとっては弱点のある材料というイメージが強いようです。
アメリカでかぶせ物など補綴(ほてつ)歯科の専門医資格を取った歯科医に同じ質問をすると、「アメリカでは、貧乏人の治療ですよ。素材としては、セラミックやジルコニアの方が優れていますから」と言い切りました。筆者は「いい治療だなぁ」と思って詰め物やかぶせ物が外れるとコンポジットレジンで治療してもらってきたので、8本の歯に使われています。「ああ、アメリカで歯科にかかったら、貧乏人扱いか」と、自分がばっさり切られたような気持ちになりました。
品質は格段に向上、若手は積極的
一方、コンポジットレジン治療の研究をリードする東京医科歯科大学教授の田上順次さん=写真=は、そんな歯科医たちの声をはね返してしまいます。
「確かに以前は割れたり削れたり強度が足りませんでしたが、今は改良されて格段に強くなりました。変色は過去の話で、自分の歯と同じ色が出せます」と語ります。
多くの歯科医と話をしていて思うのは、必ずしも最新の知識で治療をしている歯科医ばかりではないということです。「ひと通りの治療ができるようになると、勉強をやめてしまって古い知識で治療をしている先生って多いですよ」と冒頭の中堅歯科医は話していました。昔の知識で診療を続けている歯科医なら、詰め物が外れたら当たり前のようにキーンと大きく削って銀の詰め物を入れることでしょう。逆に若手には積極的に使う歯科医が増えていると言われています。
保険の価格設定は小さな修復を想定
品質の向上とともに、小さな詰め物だけではなく、力のかかるかぶせ物にも使えるようになってきましたが、かぶせ物が外れて、近くの歯科医院に飛び込んで、「レジンで治してください」と言ったら、「うちではそういう治療はしていません」と言われることも少なくないと思います。この材料の過去のイメージだけではなく、保険での設定価格にも難しさがあるからです。
コンポジットレジンによる修復は、歯科医院の収入として3000円(自己負担は3割)ほど。奥歯のクラウン(かぶせ物)を作ってもらったことがありますが、歯の上に材料をのせて形を整え、かみ合わせを整えるまで30分がかりでした。こんな治療を保険でやっていては割が合わないでしょう。保険は、手早くできる小さな詰め物を想定しているようです。
一方、銀歯を使った治療では、詰め物やかぶせ物を作るのは歯科技工士ですから、初回は削って型取り、次回にできた物を接着してかみ合わせを調整する作業になり、歯科医は効率よく時間を使うことができ、診療報酬も割高になります。ただ、最近は、保険の銀歯に使う金銀パラジウム合金の材料価格が上がっているため、レジン充填を増やしているという歯科医もいます。治療方法の選択はどうしてもお金に左右される面もあります。
歯周病とは???
むし歯は歯そのものがとけてしまう病気です。
歯周病は歯は大丈夫なのですが、歯を支える歯周組織、顎の骨や歯肉の病気です。
このように歯は歯 槽骨(顎の骨)に植わって支えられています。顎の骨の上に歯肉がかぶっています。
歯周病はこの歯 槽骨(顎の骨)を溶かしてしまい、支えを失った歯がぐらぐら揺れて、最後には抜けてしまう。
というものです。
実は痛みなどの自覚症状が少ないことが大きな特徴です。(サイレントディシーズ)
自覚なく進んでいくので、気づいた時には揺れていたりかなり進行した状態になっていることが多いです。
一度溶けてしまった骨は元には戻りません。
なので、初期段階での発見が非常に重要になります。
原因は?
歯周病の原因は歯周病菌といわれる細菌です。
歯周病菌は空気が嫌いです。(嫌気性 菌)
歯周ポケットは、健康な人でも2~3ミリあります。歯周病菌はこの歯周ポケットの中が空気が少ないので大好きです(超音波スケーラー)。
歯周ポケットの中で繁殖すると、歯茎が腫れて歯周ポケットが深くなります。するとさらに空気は薄くなり、歯周病菌の格好の住処となります。さらに炎症を起こすと出血しやすくなります。血液の中の良質なたんぱく質は歯周病菌のとても重要な餌となります。
良質な餌を得た歯周病菌はパワーアップしてより強い菌へと変化していきます。
初期段階では下の青や紫、緑、黄色の菌だけなのですが、歯肉炎の出血で血液の栄養を得ると徐々に上に積みあがっていき、最後にはレッドコンプレックスというピラミッドの頂点の菌4種が表れ始めます。
この菌がいるということは下の菌もいるとういうことになります。
・喫煙
ニコチンは血管も収縮し血行不良を引き起こし、免疫力が低下します。そのため炎症を起こしていても、炎症がわかりにくいうえ、出血も少なく発見が遅れがちです。さらに免疫力が低下するので歯周病を重症化させます。また歯周病治療でも喫煙者は治りが悪いことがわかっています。
→禁煙することをお勧めします。
・ストレス
ストレスが多いと食習慣や歯磨きの習慣が変わってしまうことがあります。また、歯ぎしりやくいしばりに繋がることもあります。さらにストレスが原因で体の抵抗力が弱まり、歯周病が悪化しやすくなることもあります。
→ゆっくり湯船に浸かったり、しっかり睡眠をとって、ストレスを減らしましょう。
・食生活
甘い食べ物、やわらかい食べ物は歯について、とどまりやすく、歯垢が増える原因になります。さらに不規則な食生活や栄養バランスを欠いた食事は歯や歯ぐきにも悪影響を及ぼします。
→甘いもの柔らかいものは控え噛みごたえのあるものをたべましょう。規則的で栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
・糖尿病
糖尿病だと浸透圧の関係で尿が多く出るため体内の水分が減少して口の中が乾燥しやすくなります。さらに細菌に抵抗する力が弱まっているので感染症になりやすく、組織を修復する力が低下するため歯周病の進行が速くなると考えられています。
→糖尿病の人が歯周病になりやすいだけでなく、歯周病が糖尿病の原因にもなります。歯周病も糖尿病も治していきましょう。
まとめ
歯周病のケアは適切な歯磨きで歯垢(プラーク)を取り除いていくことが一番大切です。それに加えリスクファクターを少なくしていくことで、歯周病を重症化することを防ぐことに繋がります。
食べカスが臭いを発生させている
歯磨きで落としきれなかった食べカスが、歯についている歯垢で繁殖した菌により異臭を発生させています。
神経が腐ってしまい臭い
虫歯が進行していくと、神経まで侵食していきます。痛みがあれば気付きますが、痛みがない場合は神経が死んでしまいます。腐ってしまった神経を放置していていると日が経つにつれて腐敗臭は増していきます。治療するしか方法がないので、すぐに歯医者さんへ行きましょう。
歯根の先に膿が出来る
そのまま放置し続けてしまうと、神経から細菌が入ってしまい歯根の先に膿が溜まります。そこから臭いが発生し、自然に治る事はありません。自覚症状も少ないので、どんどん悪化していくと膿が大きくなり、治療自体も難しくなっていきますので、すぐに歯医者さんで治療をしましょう。
歯茎に傷が付いた場合
歯を磨きすぎたことにより、歯茎に傷がついた場合は、市販の口内炎の塗り薬を塗って対処するのが良いでしょう。飴タイプの薬もあります。
痛みが強い場合には歯医者さんへ
磨きすぎにより、歯茎から痛みが出た場合は、歯医者さんに行くのがベストですが、すぐに行けない場合は、市販の飲み薬で対処しましょう。歯茎の痛みは、痛みが出たり引いたりを繰り返します。
歯茎から出血がある場合
歯茎から血が出たときには、歯ブラシはやわらかめのものを使用するようにしましょう。硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くと、歯茎に傷がついて、出血が増してしまいます。歯茎を傷めないように、やわらかめの歯ブラシで、優しく歯と歯茎をさするように磨きましょう。
歯がしみるのは知覚過敏の症状
ホワイトニングの施術中や後で歯がしみるのは、知覚過敏という症状です。アイスなどの冷たいものを食べたときに歯がしみる、あの症状が起きており、歯がしみたり痛みを感じたりしているのです。
虫歯や治療中の歯が原因の場合
虫歯や虫歯を治療中といった方は、ホワイトニングの施術で強く、歯がしみることや痛みを感じてしまうことがあります。虫歯が原因で歯髄まで穴があったり、虫歯治療の詰め物の隙間があったりした場合、そこから薬剤が入り込んでしまい、歯がしみることや痛みを感じてしまうのです。
歯周病や歯の老化も原因
歯周病により歯茎が下がってしまうと、歯の根元部分の象牙質がむき出しになってしまいます。この部分に薬剤が触れると、歯がしみることや痛みを感じてしまいます。
歯ぎしりや噛みしめるクセがあると痛む場合
歯ぎしりや噛みしめるクセがあることで、象牙質が露出してしまっていることがあります。また、こういったクセが原因で、歯にヒビが入ってしまうこともあります。これらの状態も、ホワイトニングの薬剤で歯がしみたり痛みを引き起こしたりする原因になることがあります。