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舌苔の基礎知識

2018年3月30日 by Posted in: 歯科健康

舌苔とは
鏡で自分の舌をチェックしてみると、白い汚れが表面に付着しているのがわかるでしょう。その白い汚れが「舌苔」です。舌苔は、食べカスのかたまり・虫歯菌などの細菌・口の中からはがれ落ちた粘膜細胞と、たんぱく質を多く含んでいます。舌苔がついているからと、病気になっているわけではありません。細菌のかたまりが舌苔の正体であり、舌の真ん中にうっすらとある程度であれば問題ないでしょう。しかし、舌全体が真っ白になったり、厚い舌苔におおわれたりしている場合は、何かしら不調が起きている証拠となります。

舌苔の症状
異常な舌苔がついている場合は、口臭が発生します。舌の表面に、白色・黄褐色・黒色の付着物があるだけでなく、そこから嫌なにおいが出てくるのです。舌苔は健康な人にもついているものなので、異常な量でない限り口臭は発生しません。口臭が気になる場合は、口腔環境が悪化している状態です。