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口内環境が悪化すると現れる症状

2018年4月2日 by Posted in: 歯科治療

口臭
ストレスや生活習慣の乱れから、唾液の分泌量が減り口内環境が悪化します。唾液で雑菌の繁殖を抑えることができず、歯に溜まった歯垢をエサに増殖を続けるのです。増殖した雑菌や歯磨き不足で残った食べかすは悪臭を放つようになります。これが口臭の原因です。

口内炎
口の中にできる腫れや炎症を口内炎と言います。口内炎は、食事や話をするたびに痛み、非常に不快です。口内炎になる原因は、生活習慣の乱れストレスにより、免疫力が低下し口内環境が乱れてしまうことにあります。加齢やホルモンバランスの乱れで唾液が少なくなることも、口内炎ができる原因です。

虫歯
虫歯は口内環境の悪化で最も悩まされる症状です。歯磨き・うがいをしないなど、口内ケアを怠ると口内で細菌が繁殖し虫歯菌が増殖します。酸や糖分の多い食事を摂ることで、少量の歯垢細菌が繁殖し虫歯になりやすい環境を作ってしまうのです。

歯周病
歯周病は、口内で繁殖した細菌により、歯の組織が破壊される慢性炎症性疾患です。成人の約8割が歯周病を患っているというデータもあります。最近では、若年層にも歯周病が広がり、日本人が歯を失う大きな原因となっているのです。歯周病が悪化すると、歯がぐらぐらする、歯茎がぶよぶよするなどの症状が現れます。初期段階では自覚症状がないため、発見が遅れてしまうことも多いです。