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噛み合わせの悪さを引き起こす原因

2018年4月24日 by Posted in: 歯科健康

もともとの歯並びの悪さ
もともと、顎のスペースの狭さなどから歯並びが悪い方がおられます。若いうちは、筋肉や観察がその噛み合わせの悪さを補ってくれるため、さほど噛み合わせに影響がない場合が多数です。しかし、年齢を重ねるうちに、こうしたサポートが働かくなり、歯や歯茎、顎や筋肉などに症状が現れるようになるのです。

歯を失ったあとの放置
歯がもともとの位置に留まっているのは、周りの歯と互いに固定し合っているからです。それにもかかわらず、虫歯や歯周病、怪我などによって歯を突然失ってしまった場合は、その周囲の歯への抑制がきかなくなります。すぐに治療すれば問題ありませんが、「噛むのに特段不便はないから」と放置しておくと、次第に周囲の歯が動いたり倒れてしまって、噛み合わせが悪化するのです。

奥歯の問題を治療した結果
奥歯の虫歯を治療するにあたって、金属の被せ物を多用していたり、詰め物が多数ある場合にも、噛み合わせが悪くなるケースがあります。これは、治療していないもともとの歯とすり減り方が異なるためです。また、患者さまが抱く違和感を軽減するため、被せ物を低めに作っているケースもこうした問題を生みます。さらに、入れ歯が徐々に沈み込むことで、噛む位置が次第にずれてしまったり、プラスチックを原材料とする入れ歯がすり減ることも、噛み合わせ悪化の原因になりえます。

歯ぎしりなどの悪癖や顎の変形による問題
歯ぎしりが癖になっている方は、歯のすり減りが大きな問題です。5ミリほどすり減ってしまっている場合もあり、噛み合わせが深くなったり低くなってしまうのです。さらに、骨の病気などによって顎が変形し、位置がずれることで、噛み合わせが悪化することもあります。