先日、「教えて!gooウォッチ」で「夫の足から納豆の臭いがする!」という記事をリリースした。洋服はまめに洗濯するが、靴のケアは怠りがち。冬でも意外と足は汗をかいているもので、靴を脱いだ瞬間にイヤ~な臭いがすることも……。特に居酒屋などで人と集まる機会が増えるこの時期、思いがけず座敷に通されギクッとした経験を持つ人も多いのではないだろうか。
■消臭スプレーのプレゼントがおすすめ
口臭と違い、足の臭いは本人が自覚している場合も多いだろうが、気づいていない人へはどのように伝えるのがよいのだろうか。マナー講師の永田之子さんに教えていただいた。
(1) 家族
「洗濯物、かわいているわよ。あっそういえば靴下に、少しにおいがあったけど汗でもかいた?」
(2) 恋人
「あなたのにおい好きだよ。ただ足のにおいが残念!」と言って消臭スプレーをプレゼントする。
(3) 友人
タイミングを見て「足のにおいが気になることってない? 私はそんな時これを使うようにしているの。自分のにおいは気づきにくいんだって」と言って持ち歩ける靴の消臭スプレーを見せる。
(4)仕事の先輩
「先輩!最近素敵なフットケアのお店見つけました! ご一緒しませんか?」と近くのお店を紹介する。または、「先輩、仕事がお忙しすぎますね。外出先に出かける前の身だしなみケア用品プレゼントしますね。とさりげなくその中に足の消臭スプレーも入れておく。
また、伝えるときのポイントについても聞いてみた。
「伝えるときのポイントは、遠回しにやわらかく伝える、相手の立場や気持ちを重視、第三者のいないところで伝える、の3つです。マナーでは『人が気にしていることを指摘しない』とあります。しかし家族、好きな人、友人や仕事の先輩にはさりげなく伝えてより素敵な人になってほしいと誰もが思うものです。『あなたを思うから言うね』という優しい気持ちを添えて伝えてみましょう。大好きなあの人が世間から冷たい目で見られることのないように、あなたの一言で守ってあげましょう!」(永田さん)
臭いについてはなかなか指摘しにくいが、相手のことを本当に大切に思うのであれば、大きな恥をかかせる前に教えてあげたいもの。「自分だったらどう指摘して欲しいか」を考えるとよいかもしれない。